山口県下関市出身。髙田由紀子氏の手ほどきで3歳よりピアノを始める。
下関西高等学校を経て、京都市立芸術大学音楽学部を首席で卒業。卒業時に京都音楽協会賞、ならびに音楽学部賞を受賞。
東京藝術大学大学院音楽研究科を修了。
辛島輝治、阿部裕之、迫昭嘉の各氏に師事。
2004年、東京芸術大学大学院在籍中に渡独.
ハンブルグ音楽演劇大学にて、エフゲニー・コロリオフ氏の元で研鑽を積み、ディプロム課程、Konzertexamen(国家演奏家資格)過程を、それぞれ最優秀の成績で修了。
さらに、ウィーン国立音楽大学ポストグラデュエイト過程にて、オレク・マイセンベルク氏に、コインブラ国際音楽アカデミーにて、アキレス・デル・ヴィーニュ氏に師事し、研鑽を積む。
この間、B.ベクテレフ、P.スコダ、P.ギリロフ、J.イラチェック各氏等からも定期的に助言を得る。
シューベルト国際音楽コンクールを始めとする国内外のコンクールにて入賞を果たす他、松方音楽賞、ヘルマン&ミレーナ・エーベル音楽賞(ドイツ)等、国内外で様々な音楽賞を受賞。
ハンブルグ、ウィーン、パリ、リスボン、山口、東京、京都に於けるソロリサイタル、また日本、ヨーロッパ各地での室内楽のコンサートに多数出演する他、ソリストとして、これまでにハンブルグ交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、響ホール室内合奏団、バカウ・ミハエル・ジョラ・フィルハーモニー等と共演。
その演奏は、NHK、北ドイツ放送(NDR)等で度々放送される。
2010年エーベル財団(ドイツ)奨学生、2011年度財団法人ロームミュージックファンデーション奨学生
2014年秋に帰国。活動の拠点を日本へと移し、演奏活動と後進の指導にあたっている。
平成28年度下関芸術文化振興奨励賞受賞。
ハンブルグ音楽演劇大学ピアノ科講師を経て、現在エリザベト音楽大学専任講師を務める。